高岩仁監督、お疲れ様でした。。。2008/02/17

★高岩 仁 さん (たかいわ じん=映画監督、映像文化協会代表)
2008年1月29日、肝細胞癌で死去、享年72歳。
監督作品:ドキュメンタリー映画「教えられなかった戦争・沖縄編」など。

先月末、癌で召された高岩仁監督の追悼集会が高槻で開催され、参加した。2003年、この会場で初めて高岩監督にお目にかかり、同じ年の暮れ、受け継ぐ会発足3周年で講師を務めていただいた。2005年に今日と同じ、この会場で講演会があり、その折にも参加した。今日は遺影が飾られて、ふくよかでおおらかな高岩監督の顔があった。花が好きだったそうで遺影の前に可愛らしいピンクのアレンジメントが飾られていた。
ひょうひょうと動き回っておられた、あの姿がないのはさみしい。
こんな基本的なことをきいてもいいかな?というような事でも、なんでもきいていいですよ、という雰囲気、またいつもわかりやすく答え、おしえてくださった。

高岩監督の長兄は作家の壇一雄で、その11人きょうだいの末っ子が高岩監督なのだそうだ。
お別れの会には壇ふみさんも参列されていたそう。

文字通り、命をかけて監督にしかできない、ご自身の「仕事」をされたと思う。本当にお疲れ様でした。
私たちも本当にお世話になりました。監督との必然の出会いにあらためて感謝。

高槻ドキュメンタリー映画上映会スタッフの皆さんの穏やかながら、監督亡き後も監督の仕事や活動を受け継いでいくんだという強い思いを感じた集会だった。やっぱり残るものは「ひと」を通して伝えられ、「ひと」によって受け継がれていく。

今日上映された「戦争案内」の中で、19世紀後半の韓国の部分で、西学に対して東学がおこり、農民兵の抵抗運動があった、という説明があった。キリスト教と東学が関係あることを全く知らなかったので(^_^;)、これから調べてみようと思う。

今日、会場で買った、沖縄の阿波根昌鴻さんの本を読んでいたら、阿波根さんも19歳で洗礼を受けたクリスチャンだった!
そうじゃないか、と思っていた。やっぱり。アーメン

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