青木茂さんの新刊「日本の中国侵略の現場を歩く 撫順・南京・ソ満国境の旅2015/07/27

「万人坑を知る旅」にいつも参加いただいている青木茂さんの最新刊です。第三章で「万人坑を知る旅④ ~内蒙古自治区・黒龍江省北部の軍事要塞跡と万人坑~」http://hugocafe.asablo.jp/blog/2012/05/06/6436933 をルポされています。旅のルポだけでなく証言資料も掲載されており、貴重な1冊です。是非、ご一読下さい !(^^)!

 

 

日本の中国侵略の現場を歩く 撫順・南京・ソ満国境の旅

 

 青木 茂 


定価:1700円+税
ISBN978-4-7634-0746-7 C0036
発行 2015年7月15日
A5判並製260頁

 

今も残る惨劇の記憶

日本人が知らない侵略と、その爪痕
中国の人々は、いまどう考えているのか?
加害に向き合い、日中の和解と友好のため続けられてきた日本人の運動

戦後70年の節目に、
日本人はどう行動すべきか?

 

●内容●
第一章 加害と人間再生の地・撫順
第二章 南京大虐殺から七〇年後の南京にて
第三章 ソ満国境地帯に関東軍要塞群を訪ねる

 

●著者紹介●
青木 茂(あおき しげる)
平和を考え行動する会・会員、撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員、日本中国友好協会・会員、長良川河口堰建設に反対する会・会員、アイヌとシサムのウコチャランケを実現させる会・会員、NPO 法人ナショナルトラスト=チコロナイ・会員


  著書
『日本軍兵士・近藤一 忘れえぬ戦争を生きる』風媒社、2006 年
『二一世紀の中国の旅 偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』日本僑報社、2007 年
『万人坑を訪ねる 満州国の万人坑と中国人強制連行』緑風出版、2013年



平和学習の旅 中国2012「万人坑を知る旅④ ~内蒙古自治区・黒龍江省北部の軍事要塞跡と万人坑~」報告学習会2013/03/14

2009年(遼寧省)・2010年(吉林省)と連続して中国東北部に残る万人坑を参観し、慰霊と学びを重ねてきました。2011年は、黒龍江省に残る旧日本軍(関東軍)が築造した軍事要塞跡と炭鉱に残る万人坑を参観し、当時、中国各地の工事現場や鉱山で日本の軍隊や企業に労工として苦役させられた体験をお持ちの幸存者から証言を直接お聴きする事もできました。 2012年は広大で巡りきれなかった黒龍江省北部と内蒙古自治区に残る軍事要塞跡を参観しました。

 万人坑とは、鉱山や大規模な工事現場で苛酷な労働を強要し、過労・栄養失調やケガ・病気などで死亡したり使いものにならなくなった中国人労工を、時には息のある人も遺体と共に捨てた「ヒト捨て場」。そうした被害者が大規模に埋められた場所。平頂山事件のような軍隊の大量虐殺による万人坑や、軍事要塞周辺や労工狩りの収容所周辺で発見された万人坑もあるそうです。

 これまで、日本が中国を侵略したかつての戦争中に中国国内で徴用され、劣悪な環境の下で労働を強いられ亡くなられた甚大な数の中国人犠牲者の遺骨が横たわる万人坑の現場を参観してきました。そして、その裏側に、中国国内での「強制連行」「強制労働」の実態がはりついているという事実を知りました。日本(内地)への中国人強制連行は「花岡事件」をはじめある程度知られていますが、この中国国内での甚大な被害や地獄以下の煉獄へ送られた中国人の実態はほとんど知られていません。その被害は大きすぎて、正確な被害者数は現在も不明だそうです。

 その中でも、軍事機密として当時行なわれていた旧関東軍の要塞築造の工事現場で強制労働させられた中国人労工の甚大な被害の実態は、残っている資料やデータも少なくほとんど知られていません。旧満州と旧ソ連の国境地帯には、1930年代から40年代にかけて、満洲防衛と対ソ戦への備えのために旧関東軍により要塞群が築造されました。今回は最大3万人が収容できる、大陸でも屈指の要塞であった海拉爾 (ハイラル)要塞、満州国時代の軍都であった孫呉、黒河に残る要塞跡と侵略の跡、旧満州国とモンゴル人民共和国の間の国境線をめぐって発生したノモンハン事件の戦場跡周辺で学んだ事をお伝えします。

歴史の事実を先ずは知り、伝え、この事から今と未来について考えていきたいと願っています。

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  平和学習の旅 中国 2012 
  「万人坑を知る旅④ ~内蒙古自治区・黒龍江省北部の軍事要塞跡と万人坑~」
      報告学習会 -万人坑が告発する日本の中国侵略の実態-

2013年 3月30日(土) 13:30~16:45 (開場:13:15)

弁天町市民学習センター・第1研修室(50名収容)
 大阪市港区弁天1-2-2-700 (オーク2番街7階) ☎ 06-6577-1430
 ・地下鉄 中央線「弁天町駅」西口2A出口より徒歩3分 
             連絡通路を通り、中央エレベータで7階
 ・ JR環状線「弁天町駅」北口より徒歩3分 

 ■参加資料代:800円


 ■報告:野津 加代子
   平和学習の旅「万人坑を知る旅」主催
   撫順の奇蹟を受け継ぐ会関西支部・代表

 ■解説:青木 茂 ~「偽満州国」の万人坑と中国人強制連行~
   『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』著者
   撫順の奇蹟を受け継ぐ会・会員

 ■お話:宗景 正 ~黒龍江省に残る侵略の跡~
  写真集『開拓民』国策に翻弄された農民
  『私たち「何じん」ですか 中国残留孤児たちはいま』著者


 □主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部

 □問い合わせ先:090-8860-9961(竹本)

【現地集合プラン】~ 2012 交わりと分かち合いの旅 ~ 森のイスキアで 佐藤初女さんとお交わり2012/09/09

【現地集合プラン】

~ 2012 交わりと分かち合いの旅 ~
 森のイスキアで
  佐藤初女さんとお交わり
 
初女さんによるおむすび講習もあります (*^_^*)

■期間 :2012年 10月31日(水)~ 11月1日(木)1泊2日

■料金 : 33,500円 * 相部屋になります。
     * 現地までの交通費は別途各自負担になります。

■募集人員:10名様限定(最少催行人数:7名)

■申込み締切日 : 9月30日(日)

■企画 ・コーディネート: NOTSU KAYOKO/ HAPPY-SCREAMING PROJECT
                 *ツアーに同行いたします。

■旅行企画・実施:株式会社 みずほトラベルサービス
〒651-1143 神戸市北区若葉台 4-1-10 北鈴蘭台駅前ビル 1F
電話:078-597-2800 ファックス:078-593-4800 

■お問い合わせ・お申し込み :
  HAPPY-SCREAMING PROJECT 野津 あてお願いいたします。
  happy.screaming.project*gmail.com *印は@に打ちかえて下さい。

☆佐藤初女さん(森のイスキア主宰)
1921年青森生まれ。小学校の教員を務めた後、1979年より弘前染色工房を主宰。40年以上にわたってろうけつ染めの指導・普及に努める。1983年、弘前の自宅を憩いと安らぎの場「弘前イスキア」として開放。苦しむ人、方向を見失った人、助けを求める人をより自然の中で迎えたいと1992年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。その活動は映画「地球交響曲・第2番」(龍村仁監督)により全国的に知られるようになる。現在もイスキアでの活動の他、国内外各地で講演会や料理講習会など幅広い活動を続けている。地域における長年の教育・福祉活動に対してアメリカ国際ソロプチミスト協会賞、日本善行会賞、ミキ女性大賞、第18回東奥賞等、受賞多数。
著作:「おむすびの祈り」(PHP研究所)「朝いちばんのおいしいにおい」(女子パウロ会)「いまを生きる言葉『森のイスキア』より」(講談社)等。

☆森のイスキア
「イスキア」とはイタリアの南西にある火山島の名前。そのイスキアで青年が自分自身を見つめる事ができ、新たな力を得て現実の生活に戻る事ができた言い伝えがあり、私たちはこの「イスキア」を心のふるさと、どうにもならないほどの重荷を感じた時、そこへ行けば癒され、自分を見つめ、新たなエネルギーを得て、いきいきとして自分の現実へ立ち戻ることのできるような場所をいうことで「イスキア」と命名いたしました。楽に落ち着いて、あなたの日々や、目標のことを考えられる場所、あなたがどこへ向かっているのか、何をしているのか、人生におけるあなたの目標は何か、あなた自身とあなたの愛する者たちのため、生活により豊かな意義をどのように見つけるか考えられる場所・・・それが「イスキア」なのです。(佐藤初女さん)

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青森県弘前市、岩木山のふもとにある森のイスキア。
佐藤初女さんが祈って与えられたこの場所に滞在し、初女さんご自身で作って下さる手料理を味わいながら、ゆったりと休み、静まる、豊かな時間を過ごしませんか。初女さんや旅の仲間との語らいで、新しい発見や気づきが必ずあるでしょう。岩木山から湧くイスキアのかけ流しの温泉はじんわりと温かく癒されて、疲れや諸々の想いもとけて流れていくように感じます。

青森到着後、先ずは県立美術館へ。青森ゆかりの強烈で魅力的な芸術家の作品を鑑賞、奈良美智さんのあおもり犬とご対面、棟方志功のパワーいっぱいの作品などを鑑賞。郷土の味の昼食。その後はゆったりとイスキアでの滞在を「味わい」ます。イスキアでの夕食、朝食、おにぎり講習、昼食とすべて初女さんが作って下さいます。周辺の散策、お茶を飲みながらの語らい、温泉、そして地元の食材を使ったおいしい食事。2日目午後は、初女さんの大好きな弘前公園を散策、近くのねぷた村では青森の文化や伝統工芸を見学、青森も手仕事が盛んなところです。特産品の買い物もお楽しみに(^O^)

旅から帰った後の生活は少し変わるかも・・・・、忘れられない旅になることを願っています。

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【 旅 程 】

10月31日(水)
現地集合場所と集合時間:①JR新青森駅:10時頃 ②青森空港:10:30頃
※ ① ② に参集できない場合は、初日旅程の行き先での合流も可能です。

その後、青森県立美術館へ。奈良美智や棟方志功など青森ゆかりのアーチストの作品を鑑賞。弘前市内にて津軽郷土料理の昼食後、初女先生が所属されるカトリック弘前教会へ。その後、森のイスキアへ向かいます。イスキア到着後はゆっくりと周辺の散策、かけながしの温泉入浴、語らいなどをお楽しみ下さい。夜は初女先生とスタッフの皆さん手作りの夕食を共にいただきます。
☆森のイスキア泊 ・夕食付き

11月1日(木)
朝食後、初女さんによるおにぎり講習とお交わりのひととき。この旅の分かち合い。昼食後、イスキアとお別れ。専用車にて弘前市内へ。弘前公園を散策、津軽藩ねぷた村を見学。その後、JR新青森駅を経由して17時までに青森空港へお送りします。
※参加者の都合によっては青森空港へお送り後、JR新青森駅へお送りも可能です。
・朝食・昼食付き

* 現地事情・天候により旅程に変更が生ずる場合がございます。
 予めご了承くださいませ。

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 宿泊:森のイスキア
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◎旅行費用に含まれるもの
■ 青森での交通費(すべて専用車にて移動します)
■ 観光(青森県立美術館とねぷた村の入館料)
■ 森のイスキア宿泊費用
■ おむすび講習費用
■ グループ費(初女先生の誕生祝い品、イスキアへ手土産代等)
■ 食事(旅程表に明記された食事 朝食1:昼食1:夕食1)
■ コーディネーター現地同行費用

◎旅行費用に含まれないもの
■ 個人的用途にかかる費用
■ 国内旅行傷害保険(任意)

【ご注意】
☆ 旅行取消料 : お客様のご都合により旅行を取りやめにされる場合には 以下の取消料がかかりますのでご了承願います。
・10月10日まで:無料
・10月11日~10月23日:20%
・10月24日~10月29日:30%
・10月30日:40%
・出発当日:50%
・旅行開始後・無連絡不参加:全額

万人坑を知る旅 ④ から無事帰着 (^^)v2012/08/30

平和学習の旅 中国 2012 万人坑を知る旅 ④ から無事帰着。1日違いでハルビンの大雨に遭わず、崩落した橋も通る予定なく、ともかく事故なく大きく体調を崩す人もなく、無事に終了して良かった!

この旅のサブタイトルは ~ 内蒙古自治区・黒龍江省北部の軍事要塞跡と万人坑 ~ が正しい表現でした。失礼しました。

ハイラルも孫呉や黒河、ハルビンも乾燥して喉をやられたメンバーもいたけど、涼しく爽やかで避暑もできた。ハイラル要塞の見学では分厚いコートを着ないと寒くて寒くて。。(~_~)

現地の多くの人にお世話になりました。また、参加の皆さんもお疲れ様でした。ありがとうございました。

 * 内蒙古自治区 ノモンハンへ向かう道中に草原のオアシスがあり、牛や馬が水を飲んでいた。傍らでは羊?山羊?たちが群れて休んでました。

こんなことやってます 受け継ぐ会関西 第4次訪中団2012/06/08

本日発売の週刊金曜日に8月の訪中団の紹介を掲載いただきました

「撫順の奇蹟」を現地で! 関西支部 第4次訪中団

「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」は、中国侵略戦争に敗戦後、撫順と太原の戦犯管理所に戦犯として拘留されたのち、当時の中国政府の人道・寛大政策により日本に帰還した元将兵の組織、中国帰還者連絡会の「前事不忘・後事之師」の精神を受け継ぎ、反戦平和と日中友好に取り組む市民団体です。関西支部は今年発足から10周年を迎え、4年振りに訪中団を企画しました。

 今回は、撫順の奇蹟を現地でじっくり体感、学習し、偽満州国の侵略の跡を巡り、加害の歴史を学ぶ充実の内容です。戦犯管理所の元職員の方も高齢になられ、ご健在の方々にお会いすることも大きな目的です。侵略戦争当時、日本による強制労働の被害にあった方から体験も聞く予定で、万人坑も2カ所参観します。

 偽満州国の首都であった長春では東北倫陥史陳列館を訪れ、見応えのある展示を見学。避暑も兼ねて、中国東北地方への学びと交流の旅に、是非ご参加下さい!

【日程】2012年8月1日(水)~6日(月)
【訪問先】瀋陽・撫順・遼源・長春
【参加費】6~9人参加の場合/1人17万8000円。10人以上参加の場合/1人15万8000円。
関西空港発着。2人1室利用。航空券・現地移動費・見学料・ホテル・食事代含む。
※関空使用料・税金類は別途必要。
【申込締切日】6月25日(月)
【申込先】撫順の奇蹟を受け継ぐ会関西支部 
電話番号/ファクス番号 06・6324・2439
メールアドレス uketugu@kansai.email.ne.jp

イスキアの集いⅥ2012/05/26

毎年恒例、堺市で開催されるイスキアの集いの第6回に参加。最近先生が示され感じておられることを聴くのが楽しみで。今回は講演中、眼鏡をかけておられなくて、表情がよりきりっと、顔つきがしっかりされているように見えた。50分間、途切れなく講演されました!90歳。
すごいなぁ~。

講演後のロビーで挨拶したら、「お父さん、お母さんはお元気?今年も来られるのを楽しみにしてるよ。」と言って下さり嬉しかった
\(~o~)/

今年の「森のイスキア 交流の旅」は10月31日(水)~11月1日(木)の1泊2日です。

会場に置きビラがあり、今年も先生は精力的に活動されているようです。大阪では夏、秋に講演会があります。初女先生と旅する北海道ツアーとか、今年もたぶん10月にはベルギーへ飛ばれるだろうし、、その精一杯行動される姿勢に頭が下がります。

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■古事記編纂千三百年記念企画 「食は命 生きる力」
http://www.greenbearclub.com/irori/event_kouenkai.html

7月 7日(土) 14:00~18:00  大阪市中央公会堂


  ■いのち・いのりをつなぎたい ~食との出会い・人との出会い~ 

  9月29日(土)13:00~16:00 ドーンセンター(大阪市中央区) 
  主催:森のイスキア・大阪の集い実行委員会  ☎ 072-857-7498

平和学習の旅 中国 2012 万人坑を知る旅 ④ ~黒龍江省西部の軍事要塞跡と万人坑~2012/05/06

*沙山万人坑
(内蒙古自治区ハイラル区)
 撮影:李秉剛

2009年(遼寧省)、2010年(吉林省)、2011年(黒龍江省)と3年連続して中国東北部に残る万人坑を参観し慰霊と学びを重ねてきました。今回は、昨年、広大で巡りきれなかった黒龍江省西部に残る旧日本陸軍が築造した軍事要塞跡と万人坑を参観します。

万人坑とは、鉱山や大規模な工事現場で、中国人労働者に苛酷な労働を強要した結果、
栄養失調やケガ、病気などで使いものにならなくなると、時には生きながらも捨てた
「ヒト捨て場」。そうした死亡者が大規模に埋葬された場所。平頂山事件のような
大量虐殺による万人坑や軍事要塞周辺や労工狩りの収容所周辺で発見された万人坑も
あるそうです。

これまで、日本が中国を侵略したかつての戦争中、中国国内で中国人を強制連行され、
劣悪な環境で労働を強いられた結果、亡くなられた甚大な数の犠牲者の遺骨が横たわ
る万人坑の現場を参観しました。そして、その裏側に中国国内での「強制連行」「強
制労働」の実態がはりついていたという事実を知りました。日本への中国人強制連行
は「花岡事件」をはじめ、ある程度知られていますが、この中国国内での甚大な被害
や地獄以下の煉獄へ送られた中国人の実態はほとんど知られていません。その被害は
大きすぎて現在も正確な被害者数は不明だそうです。

その中でも、当時、軍事機密として行われていた日本の旧関東軍の要塞築造の工事
現場で強制労働させられた中国人労工の甚大な被害の実態は残っている資料やデータ
も少なくほとんど知られていません。旧満州と旧ソ連の国境地帯には1930年代
から40年代にかけて旧関東軍により対ソ戦に備えて満洲防衛のために要塞群が築造
されました。今回は最大3万人が収容できる、大陸でも屈指の要塞であった海拉爾
(ハイラル)要塞、満州国時代の軍都であった孫呉、黒河に残る要塞跡と侵略の跡
を巡ります。
歴史の事実を先ずは知り、伝え、この事から今と未来について考えていきたいと願っ
ています。

【 参 観 予 定 地 】 ・沙山万人坑(内蒙古自治区フルンボイル市)
          ・海拉爾(ハイラル)要塞跡(内蒙古自治区フルンボイル市)
          ・孫呉要塞:勝山陣地跡(黒龍江省孫呉県)
          ・黒河要塞:北門鎮地下要塞跡(黒龍江省黒河市)
         
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         平和学習の旅 中国 2012
           万人坑を知る旅 ④ 
      ~内蒙古自治区・黒龍江省北部の軍事要塞跡と万人坑~

■期間 : 2012年 8月23日(木)~ 30日(木)
      関空発着でCZ(中国南方航空)便利用 7泊8日の旅

■料金 : 2名1室利用:299,000円 (関西空港 発着)
       *9名以上参加の場合:284,000円
     一人部屋追加代金:33,000円
       *9名以上参加の場合:32,000円

■募集人員 : 11名様 限定 (最少催行人数:6名)

■申し込み締切日 : 7月15日(日) *定員になり次第、締切らせていただきます。

■同行解説: 宋吉慶さん
     (旧日本軍731部隊罪証陳列館研究員、元東寧県文物管理所所長)
1953年生まれ。黒竜江省東寧県出身。副研究員。黒竜江省広播電視(ラジオ、
テレビ)大学卒。1996年より東寧県文物管理所所長を担当。2009年に定年
退職後、日本軍731部隊罪証陳列館に招かれ、現在は陳列館研究員を担当している。
東寧県文物管理所に在職中、数度にわたって東北地区抗日戦争問題の国際シンポジ
ウムや専門課題の調査活動に参加。琿春、東寧、綏芬河、鶏東、密山、虎頭、孫呉、
黒河、ハイラル、アル山など10箇所余りの旧日本軍の軍事要塞を調査し100名
余りの元労工や元慰安婦から証言の聴き取りを行った。また、「東寧要塞群遺跡
档案」と「東寧労工墳遺跡档案」を整理し、共同出版で「東寧要塞」、「東寧要塞
陣地群」、「日本関東軍要塞」等を出版。「中国文物新聞」や日本の「東北亜細亜
研究」等の雑誌で10篇余りの論文を発表。

■企画 ・コーディネート:  NOTSU KAYOKO
                 unique tours of peace & people
                 HAPPY-SCREAMING PROJECT
                 * ツアーに同行いたします。

■旅行企画・実施:株式会社 みずほトラベルサービス
〒651-1143 神戸市北区若葉台 4-1-10 北鈴蘭台駅前ビル 1F
電話:078-597-2800 ファックス:06-6324-2439 

■お問い合わせ・お申し込み :
  HAPPY-SCREAMING PROJECT 野津 あてお願いいたします。
  happy.screaming.project*gmail.com *印は@に打ちかえて下さい。

【旅 程】 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■8月23日(木)
中国南方航空のCZ632にて 20:35関空発 22:35 ハルビン空港着。
☆空港ホテル 泊 

■8月24日(金)
中国国内線にて空路 海拉爾(ハイラル)へ 08:50ハルビン発 
09:50ハイラル着 ハイラル要塞、沙山万人坑などを見学 
☆海拉爾(ハイラル) 泊  朝食・昼食・夕食付き

■8月25日(土)
ノモンハンへ日帰り見学(戦跡と小さな資料館など) 
☆海拉爾(ハイラル )泊  朝食・昼食・夕食付き

■8月26日(日)
中国国内線にて空路 ハルビンへ 10:40ハイラル発 11:40ハルビン着
専用車にて孫呉へ移動(約6時間)      
☆孫呉 泊  朝食・昼食・夕食付き

■8月27日(月)
孫呉:勝山陣地、孫呉県日本侵華罪証陳列館、731部隊支隊跡、旧軍人会館等を見学
☆孫呉 泊  朝食・昼食・夕食付き
  
■8月28日(火)
早朝、専用車にて黒河へ移動  黒河:北門鎮地下要塞見学
☆黒河 泊  朝食・昼食・夕食付き

■8月29日(水)
移動日:専用車でハルビンへ移動(約7時間30分)
    ハルビンに午後着予定。到着後、休憩と中央大街自由散策。
    この旅を振りかえり、宋先生に感謝をこめて感想交換の夕食会。
☆ハルビン 泊  朝食・昼食・夕食付き

■8月30日(木)
東北烈士記念館など見学。
CZ631便にて 15:35ハルビン発 19:35関空着予定。
朝食・昼食付き

     * 現地事情により旅程が変更になる場合があります。
       その際は悪しからずご了承くださいませ。

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◎旅行費用に含まれるもの
■ 航空券 中国南方航空利用
■ 送迎  到着日および帰国日の空港~ホテル間
      現地旅行中の専用車利用区間の全移動費用
■ 観光  旅程表に明記した訪問先の入館料・見学料
■ ホテル (3ッ星~4ッ星クラス利用)
■ 食事 (朝食7回 昼食7回 夕食6回)
   *飲物代は含まれておりません
■ 宋講師の同行解説費・見学先関係者との交流費・献花代 など
   
○旅行費用に含まれないもの
■ 関西空港施設使用料 (2,650円)
■ 燃油サーチャージ・航空保険料・現地空港税(2012年6月:17,000円程度)
   *石油価格高騰により値上がりになる可能性があります。
■ 食事の際の飲物代
■ 個人的用途費用 (クリーニング・タクシー代など)
■ 国内交通費および国内宿泊費
■ 旅行中の20kgを超過手荷物料金 ■帰国時の関税等
■ 海外旅行傷害保険 *任意ですが加入をおすすめいたします
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☆旅行取消料
お客様のご都合により旅行を取りやめにされる場合は、参加料金に対して
下記の取り消し料がかかりますのでご了承願います。
・7月23日まで:無料
・7月24日~8月2日:10%
・8月3日~8月20日:20%
・8月21日~8月22日:50%
・旅行開始当日:100%
・無連絡不参加及び旅行開始後:100%
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☆このツアーの収益の3%を昨年に引き続き東日本大震災の義援金とさせていただきます。