島津さんの意志を受け継ぐ白浜の旅 ― 2014/10/05
🐦 故 島津酉二良さん
今年こそ、参加してみませんか !(^^)!
皆さまのご参加をお待ちしております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
故島津酉ニ良さん(中帰連)建立
「中国人戦争犠牲者之慰霊塔」受け継ぎの旅
10月19日(日)日帰り ~和歌山県の切目と白浜へ~
内容:切目:「中国人戦争犠牲者之慰霊塔」にて追悼の祈りと献花 受け継ぐ宣言
白浜:島津さん墓前へお参り 島津さん宅訪問 など
※移動手段は車、または電車。参加人数などにより調整します。
『島津酉二良さんの意志を受け継ぎます』
島津酉二良さんは、1921年和歌山県東牟婁郡本宮町に生まれました。幼少の頃親が売った田畑を買い戻そうと、21歳で旅順重砲隊に入隊。その後、憲兵学校に入校、関東軍承徳憲兵隊に配属されました。
中国人老農夫の殺害を皮切りに、新婚1週間の夫婦をスパイ容疑で惨殺、共産党幹部絞殺 など、残虐な行為を繰り返しました。敗戦後、ソ連軍に抑留、1950年に中国の撫順 戦犯管理所に移送され、戦犯として6年間の生活を送りました。
撫順戦犯管理所では、「人間に還れ」という教育が行われ、急性中耳炎にかかったとき手厚い看護を受け、身内を日本人に殺されたという看護婦さんが買ってきてくれたりんごの味が鬼から人間になるきっかけになりました。
1956年に帰国、1980年に和歌山県日高郡印南町切目の弘龍庵・奥ノ院に[中華人民共和国戦争犠牲者之慰霊塔]を建立。以後今日まで、侵略戦争に参加した反省のうえに立って侵略・加害体験の語り部として、学校や平和のための戦争展 などで活動を続けられています。
「真理を伝えることを生きがいにしていきます。そのことが二度と戦争を繰り返さない力になるのですから」という島津さんのメッセージを受け継ぎ、大きく広めていかなければなりません。戦争とは、『人間が人間でなくなること』です。一人一人が自分に関わる問題で自分なりに運動を進めていくこと。多くの仲間と団結して
〝平和〟を築いていきます。
2003年4月26日
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部
🍎島津さんが撫順戦犯管理所に収容されていた当時、職員であった看護師(関慧賢さん)から手篤い看護を受け、鬼からひとに戻るきっかけを与えられました。島津さんのこの体験は語り劇「林檎の想い」として1998年、和歌山県田辺西牟婁平和祭典で高校生により上演され、参加者に強い感銘を与えました。
■島津酉二良さん略歴(「林檎の想い」ブックレットより) ==================================== =
1921大正10).6.15. 和歌山県東牟婁郡本宮町に出生。
1935(昭和10).3.〈14歳〉和歌山県西牟婁郡白浜町園田温泉掘削合社に就職。
1942(昭和17).4.〈21歳〉中国旅順重砲隊に召集される。
12. 新京(現長春)の憲兵教習所(?)に人所。
1943(昭和18)6.〈22歳〉憲兵試験に合格。
北支作戦長島遊撃隊に配属。
関東車長春第二特別警備隊第二大隊憲兵伍長。
河北省密雲県兵馬営(占北口)で老農夫殺害。
1944(昭和19).6.〈23歳〉下士官として松吉部隊に派遣。
1945(昭和20).6.〈24歳〉河北省尊化県南台村。
関東軍第881部隊山野中隊へ配属。
散髪屋(夫)教師(妻)の夫婦を殺害。
中国共産党幹部殺害。
8. 敗戦。
10. 新京でソ辻車により逮捕されイルクーツクの捕虜収容所に
送られる。
1950(昭和25). 〈29歳〉撫順戦犯管理所に収容。
1954(昭和29). 〈33歳〉急性中耳炎に罹る。
1956(昭和31).6,〈35歳〉印章人民共和国軍事法廷にて起訴免除となり釈放。
7.1. 帰国(舞鶴)
8.1. 和歌山県西牟婁郡白浜町役場に就職。
1976(昭和51).3.〈55歳〉白浜町役場を定年退職。
1977(昭和52).6.〈56歳〉内蔵破裂で入院。
1980(昭和55).8.〈59歳〉和歌山県日高郡印南町切目の宗教法人弘能庵・奥ノ院に
「中華人民共和国戦争犠牲者之慰霊塔」を建立。
1980(昭和55)以降、侵略戦争に参加した反省のうえに立って侵略・加害体験の語り部活動を続ける。
2005年2月22日 逝去
=====================================
◎参加申し込み期日:10月13日(祝月)
◎参加申込み・お問い合わせ
受け継ぐ会関西事務局あて電話・ファックス・電子メール等にてお申込み下さい。
┳ξ
◯◯◯
◯◯ ~ 反戦平和と日中友好 ~
◯
○●●● 〇〇〇 ○○●○○ 〇 ○●●○ 〇〇 ○○○●○●○●
● ○ 中国帰還者連絡会の事業と精神を受け継ぐ
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部事務局
○ ◯ 〒 533-8799 大阪市東淀川郵便局私書箱17号
● ○ phone & fax:06-6324-2439
◯ ● e-mail:uketugu@kansai.email.ne.jp
◯ ● http://www.tyuukiren.org
○●●● 〇〇〇 ○○●○○ 〇 ○●●○ 〇〇 ○○○●○●○●
今年こそ、参加してみませんか !(^^)!
皆さまのご参加をお待ちしております。
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故島津酉ニ良さん(中帰連)建立
「中国人戦争犠牲者之慰霊塔」受け継ぎの旅
10月19日(日)日帰り ~和歌山県の切目と白浜へ~
内容:切目:「中国人戦争犠牲者之慰霊塔」にて追悼の祈りと献花 受け継ぐ宣言
白浜:島津さん墓前へお参り 島津さん宅訪問 など
※移動手段は車、または電車。参加人数などにより調整します。
『島津酉二良さんの意志を受け継ぎます』
島津酉二良さんは、1921年和歌山県東牟婁郡本宮町に生まれました。幼少の頃親が売った田畑を買い戻そうと、21歳で旅順重砲隊に入隊。その後、憲兵学校に入校、関東軍承徳憲兵隊に配属されました。
中国人老農夫の殺害を皮切りに、新婚1週間の夫婦をスパイ容疑で惨殺、共産党幹部絞殺 など、残虐な行為を繰り返しました。敗戦後、ソ連軍に抑留、1950年に中国の撫順 戦犯管理所に移送され、戦犯として6年間の生活を送りました。
撫順戦犯管理所では、「人間に還れ」という教育が行われ、急性中耳炎にかかったとき手厚い看護を受け、身内を日本人に殺されたという看護婦さんが買ってきてくれたりんごの味が鬼から人間になるきっかけになりました。
1956年に帰国、1980年に和歌山県日高郡印南町切目の弘龍庵・奥ノ院に[中華人民共和国戦争犠牲者之慰霊塔]を建立。以後今日まで、侵略戦争に参加した反省のうえに立って侵略・加害体験の語り部として、学校や平和のための戦争展 などで活動を続けられています。
「真理を伝えることを生きがいにしていきます。そのことが二度と戦争を繰り返さない力になるのですから」という島津さんのメッセージを受け継ぎ、大きく広めていかなければなりません。戦争とは、『人間が人間でなくなること』です。一人一人が自分に関わる問題で自分なりに運動を進めていくこと。多くの仲間と団結して
〝平和〟を築いていきます。
2003年4月26日
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部
🍎島津さんが撫順戦犯管理所に収容されていた当時、職員であった看護師(関慧賢さん)から手篤い看護を受け、鬼からひとに戻るきっかけを与えられました。島津さんのこの体験は語り劇「林檎の想い」として1998年、和歌山県田辺西牟婁平和祭典で高校生により上演され、参加者に強い感銘を与えました。
■島津酉二良さん略歴(「林檎の想い」ブックレットより) ==================================== =
1921大正10).6.15. 和歌山県東牟婁郡本宮町に出生。
1935(昭和10).3.〈14歳〉和歌山県西牟婁郡白浜町園田温泉掘削合社に就職。
1942(昭和17).4.〈21歳〉中国旅順重砲隊に召集される。
12. 新京(現長春)の憲兵教習所(?)に人所。
1943(昭和18)6.〈22歳〉憲兵試験に合格。
北支作戦長島遊撃隊に配属。
関東車長春第二特別警備隊第二大隊憲兵伍長。
河北省密雲県兵馬営(占北口)で老農夫殺害。
1944(昭和19).6.〈23歳〉下士官として松吉部隊に派遣。
1945(昭和20).6.〈24歳〉河北省尊化県南台村。
関東軍第881部隊山野中隊へ配属。
散髪屋(夫)教師(妻)の夫婦を殺害。
中国共産党幹部殺害。
8. 敗戦。
10. 新京でソ辻車により逮捕されイルクーツクの捕虜収容所に
送られる。
1950(昭和25). 〈29歳〉撫順戦犯管理所に収容。
1954(昭和29). 〈33歳〉急性中耳炎に罹る。
1956(昭和31).6,〈35歳〉印章人民共和国軍事法廷にて起訴免除となり釈放。
7.1. 帰国(舞鶴)
8.1. 和歌山県西牟婁郡白浜町役場に就職。
1976(昭和51).3.〈55歳〉白浜町役場を定年退職。
1977(昭和52).6.〈56歳〉内蔵破裂で入院。
1980(昭和55).8.〈59歳〉和歌山県日高郡印南町切目の宗教法人弘能庵・奥ノ院に
「中華人民共和国戦争犠牲者之慰霊塔」を建立。
1980(昭和55)以降、侵略戦争に参加した反省のうえに立って侵略・加害体験の語り部活動を続ける。
2005年2月22日 逝去
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◎参加申し込み期日:10月13日(祝月)
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