万人坑を知る旅 ~吉林省の万人坑~ 2日目③ 靖宇陵園2010/09/22

11〜12時:昼食
12時頃、 撫順を出発、吉林省通化市へ移動(約3時間)16時までに 抗日烈士陵園へ入園、参観後、楊靖宇記念館を見学する。いよいよ、初めての吉林省へ。撫順から通化までの長いドライブの車窓からの眺めは、まさにハーベスト!稲穂の色と山の緑色。大きな空。どこまでもどこまでも続く果てしない空間、なんとダイナミックな風景。収穫の季節の黄金系の色合いでとても美しかった。が、そんな美しく広大な自然にのんびりと囲まれた山村に、侵略戦争時には抗日義勇軍の拠点の村があったんですよ、と李老師から説明を受ける。日本軍もこんなところまで来ていたのか、と思うとこんなに素敵なところなのに、時が違えば地獄にもなるんだ・・・、としみじみ思う。

さすが!董さん、16時5分前に靖宇陵園に到着!先ずは楊靖宇の遺体を安置した陵園へ。階段を上り門を入ると、そこから通化市内を一望できる。献花と祈り。ここは澤地久枝さんが戦後日本人では初めて来られたところ。当時の澤地さんの取材による「もうひとつの満州」は必読だった。参観後、記念館を見学。侵略に対して当時、組織的に抵抗、対抗していた無数の中国の人々に対面した気がした。万人坑についての展示コーナーもあり「人間地獄」と紹介されていた。

「通化事件」が起きた場所、情報が少なくて通化市はあまりイメージが湧かなかった。何となく風情のある街じゃないかなぁ、と思っていたが、果たして、それ以上、炭坑の町じゃないので、まず空気がきれい。垢ぬけた小都市といった感じで、遠く山に囲まれた街の中を川が流れ、落ち着いた雰囲気で宝塚の街みたいな感じだった。とにかく、街が小ぎれい。。そして、夜のネオンがめちゃ綺麗☆中国特有の派手でキラキラでなく、色もデザインも大人っぽくアートな感じで通化はなかなか素敵な街でした。写真を撮るのを忘れて、車窓から通化の夜景にうっとり見とれました。

ホテルには大浴場があり!(男湯のみでした)私たち親子3人はアカスリを。(*^_^*)アカスリをしてくれた係の人は朝鮮系の人で中国語は話せないようでした。朝鮮に近いところなので、この晩は朝鮮の家庭料理をいただきました。今回も変化のある食事で食べるのが好きな張さんのチョイス、さすがでした~。

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