平和学習の旅 中国 2016 「万人坑を知る旅⑦ ~長江流域の万人坑~」報告学習会2017/02/16



        ★淮南炭鉱の万人坑(大通万人坑教育館)安徽省 淮南市

 

昨年、催行した「万人坑を知る旅⑦ ~長江流域の万人坑~」の報告学習会を開催します。今年も青木茂さんと報告させて頂きます。<(_ _)> 

是非、ご参加下さいませ。

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 平和学習の旅 中国 2016

 

「万人坑を知る旅⑦~長江流域の万人坑~」報告学習会

   

  ― 万人坑が告発する日本の中国侵略の実態

  

■日時:2017年 3月26日(日)
     13:30~16:30 (開場:13:15)
 

■場所:大阪市立総合生涯学習センター 第4研修室

    〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階

             06-6345-5000

   【地下鉄】御堂筋線=梅田  四つ橋線=西梅田  谷町線=東梅田

      【JR】 大阪駅  東西線=北新地駅

      【私鉄】 阪神電車=梅田  阪急電車=梅田

 

■報告:平和学習の旅 中国 2016

    「万人坑を知る旅 ⑦ ~ 長江流域の万人坑 ~ 」

     野津 加代子(平和学習の旅「万人坑を知る旅」主催)

 

■解説:「日本は中国で何をしたのか? 万人抗から見えるもの」

     青木 茂(平和を考え行動する会)

著書:『日本の中国侵略の現場を歩く 撫順・南京・ソ満国境の旅』花伝社

『万人坑を訪ねる 満州国の万人坑と中国人強制連行』(緑風出版)

『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』(日本僑報社)

『日本軍兵士・近藤一 忘れえぬ戦争を生きる』(風媒社)

 

 ■参加資料代:800円

 ■主催:HAPPY-SCREAMING PROJECT LLC

 ■問い合わせ先: happy.screaming.project@gmail.com

         ☎ & 📠 : 06-6324-2439 

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 万人坑というのは、日本が中国を侵略したかつての戦争中に鉱山や工事現場などで苛酷な労働を強制され、過労・衰弱・病気・ケガ・虐待などで死亡した中国人労工をまとめて捨てた「ヒト捨て場」のことです。また、平頂山事件のような日本軍が行なった集団虐殺により作られた人捨て場や、捕虜(労工)収容所や日本軍要塞の周辺に残された人捨て場も万人坑と呼ばれています。

 

 私たちは、2009年から、中国東北地方や華北地方や中国最南端の海南島を訪ね、中国人犠牲者の膨大な遺骨が横たわる万人坑を何カ所も確認し、犠牲者追悼と学習を重ねてきました。そして、万人坑を現地で確認する中で、中国国内での強制連行・強制労働という侵略犯罪が万人坑の背景として存在していることを知りました。花岡事件など日本(内地)への中国人強制連行はある程度は知られていますが、この中国国内における強制連行の実態は日本ではほとんど知られていないのが現実です。

 

 さて、中国大陸の華中・華東地方を横断する長江は、幾千年の永い歴史を通して中華民族に限りない豊かさを与えてきました。その長江流域にも、これまで私たちが訪ねてきた各地と同様に、鉱山での強制労働による万人坑が残されています。また、日本軍による数々の殲滅作戦や聴くに耐えない虐殺事件が引き起こされ、大量虐殺による万人坑も残されています。

 

 昨年(2016年)は、その長江流域に現存する万人坑を主に、重慶から南京までの広範囲にわたり惨劇の現場を私たちは訪ね歩きました。そして、1万人規模の民間人犠牲者を出した無差別大量殺戮である重慶爆撃、太平洋戦争期最大の虐殺事件でありながらほとんど知られていない廠窖大虐殺、淮南炭鉱での強制労働や虐待の事実、最後に南京大虐殺の実相を学ぶ重い旅になりました。その中で、重慶・常徳・廠窖・南京で9名の幸存者(惨劇の渦中に巻き込まれながら幸運にも生き残ることができた人)に面会し、戦争体験者が少なくなる中で貴重な証言をお聴きする事ができました。今回の報告の中で幸存者の証言の一部を上映し、証言記録の一部も配布させて頂く予定です。

 

 私たちの報告と幸存者(証言者)からの訴えを聞いて、日本の中国侵略の実態について理解を一層深めていただけることを願っています。是非、ご参加下さい。

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