2020 撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部 第9次訪中団(成都・重慶・常徳・廠窖・武漢)8日間 ― 2020/01/27
2020/1/27
【第9次訪中団 中止のお知らせ】
中国における新型コロナウイルスの発生により外務省の感染症危険情報
が中国・湖北省の武漢でレベル3に引き上げられたことを受け、3月
下旬に武漢を訪問する第9次訪中団は中止致します。
【危険度】
●中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。
(渡航中止勧告)(引き上げ)
お申込み頂きました皆様には大変申し訳ございませんが、
旅行は安全第一ですのでご理解の程、お願い申し上げます。
今後の状況により安全が確認できた場合に限り、今年の秋季頃に
催行の延期を検討予定です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
期間:2020年 3月22日(日)~ 29日(日)
🌸 関空発着でCZ(中国南方航空)便利用 7泊8日の旅 🌸
3年連続で遼寧省を訪問しましたので、今年は西南地区(四川・重慶)と
中南地区(湖南・湖北)を巡ります。
当初は常徳・廠窖までを予定していましたが、常徳空港が不便で、武漢まで行って直行便で帰るコースになりました。
武漢周辺の荊門や宜昌は中帰連の39師団が暴れまくったところですが、記念館や惨案の跡はほとんど残っていません。中帰連の証言や資料で学習して頂けるよう考えています。
現地の夏季はかなりの猛暑なので、今回は現役の先生方や学生さんも参加しやすい春休みの訪中団を企画しました。
重慶爆撃当時や常徳での毒ガス被害を知る方々、廠窖惨案の幸存者も高齢になられ、お話や証言を聴く貴重な機会となります。
昨年の訪中団で充実した内容が大変好評でしたが、内容があまりに重く、観光も含まれていれば周りの人も誘いやすいとのご意見があり、湖南省世界遺産の張家界を入れたかったのですが、1日では足りず中途半端、悪天候なら景色が見えないので含める事はできませんでした。
なので、ホッとできるのは成都の 🐼 観光のみです。
加害の跡を巡り歴史の真実を学ぶ貴重な機会です。是非、ご参加下さい!
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2020年 撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部
第9次訪中団(成都・重慶・常徳・廠窖・武漢)8日間
期間:2020年 3月22日(日)~ 29日(日)
🌸 関空発着でCZ(中国南方航空)便利用 7泊8日の旅 🌸
■料金 :2名1室利用:関西空港 発着
*10名 ~ 12名参加の場合:257,500円
一人部屋追加代金:31,500円
*6名 ~ 9名参加の場合:296,500円
一人部屋追加代金:36,500円
■募集人員 : 12名(最少催行人数:6名)
■申し込み締切日 :2020年 2月11日(㊗火)
■企画 :撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部
■旅行手配・実施:大阪府知事登録旅行業 第3-2865号 39トラベル
■お問い合わせ・お申し込み :
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部
〒 533-8799 大阪市東淀川郵便局私書箱17号
☎ & 📠:06-6324-2439
後日、手配旅行会社から参加ツアーの旅行手続書類が送付されます。
【 旅 程 】 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
3/22(日)
CZ8390便にて 11:55関西空港発 上海(浦東)空港13:25着。CZ便3359便にて 16:25上海(浦東)空港発 成都空港19:55着。到着後、専用車にてホテルへ移動。
☆成都 泊(2連泊) 昼食(機中)・夕食(機中)
3/23(月)
専用車にて成都市内 → 大邑県安仁镇へ移動。(90分)終日、建川博物館を見学。 ※主に抗日戦争部分を見学。見学後、成都へ移動 (90分)。
☆成都 泊(2連泊) 朝食・昼食・夕食付き
3/24(火)
🐼 大熊猫繁育研究基地、宽窄巷子(古い町並み)を観光。
遅めの昼食後、成都 → 重慶へ(新幹線:80分)
名物火鍋料理の夕食後、鵝嶺公園より重慶の夜景を観賞☆☆☆
☆重慶 泊(2連泊) 朝食・昼食・夕食付き
3/25(水)
専用車にて 重慶爆撃遺跡(重慶大爆撃惨案遺址・重慶抗戦遺址博物館を
見学。 重慶爆撃幸存者の証言を拝聴。古き重慶の姿を伝える十八梯跡を
散策。
☆重慶 泊(2連泊) 朝食・昼食・夕食付き
3/26(木)
早朝ホテル出発 新幹線にて重慶 → 荊州へ。昼食は新幹線車中でお弁当。
荊州到着後、専用車にて常徳へ移動(約2時間半) 常徳歴史博物館を見学。
常德会戦抗日纪念碑、国民革命軍“第七十四軍常德会戦阵亡将士纪念塔”を
参観。当時を知る古老のお話を拝聴。
☆常徳 泊 朝食・昼食・夕食付き
3/27(金)
専用車にて常徳 → 廠窖へ移動(約2時間)10:00~14:30 昼食時間を含み、廠窖惨案紀念館を見学。 幸存者(複数名)の証言を拝聴。
専用車にて廠窖 → 荊州へ移動(約4時間)
☆荊州 泊 朝食・昼食・夕食付き
3/28(土)
専用車にて荊州 → 武漢へ移動(約3時間)11:00~ 武漢旧日本軍遺跡
(受降堂・八路軍武漢辧事処旧跡記念館・積慶里慰安所跡)を見学。
☆武漢 泊 朝食・昼食・デラックス夕食付き
3/29(日)
CZ8307便にて 07:35 武漢空港発 関西空港12:00着。
朝食(簡易弁当)付き
* 現地事情により訪問予定先を見学できない場合や旅程に変更のある場合が
ございます。予めご了承くださいませ。
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■見学先
四川省 成都市 大邑県安仁鎮:建川博物館(中国最大の民間抗日戦争博物館)
日本ではほとんど知られていない建川博物館は「平和のために戦争を収蔵する」という設立理念の基に2005年にオープンした中国最大の民間抗日戦争博物館。日本侵華罪行館や国民党の歩みを詳細に辿る展示館など多数の展示館があり、1日では見学しきれない規模で展示内容も大変充実した見応えある施設で必見です!
・🐼 大熊猫繁育研究基地観光・寛窄巷子(古い町並み)散策。
重慶市:重慶爆撃遺跡(重慶大爆撃惨案遺址・重慶抗戦遺址博物館等)見学
重慶爆撃幸存者の証言を拝聴。古き重慶の姿を伝える十八梯跡を
散策。名物火鍋料理 重慶の夜景を観賞☆☆☆
湖南省 常徳市:常徳歴史博物館(2020年2月リニューアル開館予定)
毒ガス被害についての展示があります。
日本軍による毒ガス作戦:当時を知る古老に面会。
常德会戦抗日纪念碑を参観など
湖南省 益陽市廠窖鎮:南京大虐殺に次ぐ虐殺事件、廠窖惨案紀念館見学
幸存者から証言を拝聴。交流のひとときも。
湖北省 武漢市:武漢旧日本軍遺跡(受降堂・八路軍武漢辧事処旧跡記念館・
慰安所跡※積慶里の古い町並みをを見学)※1938年~1945年の間、
日本軍が漢口(武漢)で慰安所を設けた場所。60余りの慰安所が相次いで
設けられ、そのうち最も規模が大きかったところが積慶里。
◎旅行費用に含まれるもの
■ 航空券代:中国南方航空利用
■ 現地移動費用:中国到着から帰国までの専用車と列車による移動にかかる
すべての費用
■ 観光:旅程表に明記した訪問先の入場料・見学料
■ ホテル代:3星~4星クラス利用
■ 食事:スタンダード 朝食7回(1回は簡易弁当)
昼食7回(1回は機中・1回は車中弁当)
夕食7回 (1回は機中・1回はデラックス)
■ 団費:証言者謝礼、土産代、献花代、交流活動等にかかる費用
■ドライバー、全線ガイド、現地ガイドチップ
○旅行費用に含まれないもの
■ 税金類:12,180円(※11/19レート概算)
■ 食事の際の飲物代 ■ 国内交通費および国内宿泊費
■ 個人的用途費用(クリーニング・タクシー代など)
■ 旅行中の20kgを超過手荷物料金・帰国時の関税等
■ 海外旅行傷害保険 *任意ですが加入をおすすめいたします
※ ツアー料金は1元:15,48円(11月レート)で現地費用を算出しています。
2020年2月時にレートが3円以上変動する場合はツアー料金も変更する場合
があります。予めご了承下さいませ。
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☆旅行取消料
お客様のご都合により旅行を取りやめにされる場合は、参加料金に対して
下記の取り消し料がかかりますのでご了承願います。
・2月22日~3月19日:20% ・3月20日~3月21日:50%
・3月22日 無連絡不参加 及び 旅行開始後:100%
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謝謝 ! \(^o^)/
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◯◯ ~ 反戦平和と日中友好 ~
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● ○ 野津 加代子/ 中国帰還者連絡会の事業と精神を受け継ぐ
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部事務局
○ ◯ 〒 533-8799 大阪市東淀川郵便局私書箱17号
LuKas 🎷 Saxophone コンサート ― 2020/01/26
第二、第三礼拝でも数曲、賛美の演奏をされる予定です。
是非、神戸キリスト栄光教会へお越し下さい (^^)/
LuKas 🎷 Saxophone
コンサート
2020年 2月23日(日)
13:30~15:00
入場無料
席上献金あり
主催:
⛪ 神戸キリスト栄光教会
神戸市長田区戸崎通
3丁目9−12
☎ 078-612-5511
🎷LuKas
アルトサックス奏者。クリスチャン家庭に生まれ、幼少から教会に通い、ピアノなど音楽に親しむ。兵役時に音楽隊に配属されサックスと出会い、現在のサックス奏者の道へ。その語りかけるような繊細で時に力強い演奏で活躍の場を広げている。
ゴスペルアーティストとしては、韓国、日本、アメリカの教会で賛美奉仕を続けている。 2016年、LAにて開催されたWorld Mission Conferenceに招待され演奏。近年は日本国内で開催されたキリスト教聖会等でも演奏。アーティストとしては韓国の国民的歌手パク・サンミンのバンドマスターを務めており、他にBigBang、CNBLUE、SHINee、A-pink、K-will等と共演多数。
ソウルでLukas さんに会えました~\(^o^)/ ― 2019/12/05
【韓国 ソウル】水曜デモとナヌムの家で宿泊ボランティア ① ― 2019/12/04
【韓国 ソウル】 水曜デモとナヌムの家で宿泊ボランティア
旅程:(火)🛫 関空 → ソウルへ ☆ソウル市内 泊
(水)水曜デモに参加 ☆ナヌムの家 泊(連泊)
(木)ナヌムの家でボランティア ☆ナヌムの家 泊
(金) ソウル → 関空
【韓国・ソウル】水曜デモとナヌムの家で宿泊 ボランティア ― 2019/10/31
ハルモ二達の生活館の工事が終わり、11月からゲストハウスでの宿泊とボランティアの受け入れが再開されました。
現在、女性1名の手配を始めるところですが、その方が、折角の機会、一緒に行く人はおられませんか、と希望されています。
行ってみたいと思われる方、ご連絡をお待ちしております。
期間:11月 遅くても12月上旬(日程は検討されています)3泊4日
旅程:(火)🛫 関空 → ソウルへ ☆ソウル市内 泊
(水)水曜デモに参加 ☆ナヌムの家 泊(2名同室)
(木)ナヌムの家でボランティア ☆ナヌムの家 泊(2名同室)
(金) ソウル → 関空
※ナヌムの家のゲストハウス宿泊は最長2泊3日までです。
*画像:水曜デモの様子
*ご参考:過去のツアーです:2007年にも催行しました。
=== 平和学習の旅 韓国 2008 のご案内 ===
~ 平和のために行動した人たちに出会う旅 ~
http://hugocafe.asablo.jp/blog/cat/2008tour/
=== 平和学習の旅 韓国 2010 のご案内 ===
~ 正義のために行動する人たちに出会う旅・ナヌムの家滞在を中心に ~
http://hugocafe.asablo.jp/blog/2010/04/15/5019762
Thank you ! \(^o^)/
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旅に出よう 39TRAVEL
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合同会社 HAPPY-SCREAMING PROJECT
大阪府知事登録旅行業 第3-2865号
代表社員 野津 加代子
☎ & 📠:06-6324-2439
✉:39travel*office.email.ne.jp *を@に打ち変えて下さい。
ジェイアイ傷害火災保険代理店
http://www.ne.jp/asahi/happy-screaming/project
http://hugocafe.asablo.jp/blog/
顧客営業で不在のためオフィスでのカウンター業務や営業活動は行っておりません
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【撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部企画】「戦争の手ざわり」フィールドワーク & 加納美術館見学 ― 2019/05/14
~難波靖直さん(山陰中帰連)の意思を受け継ぐ 島根の旅~
6月1日(土)~2日(日)1泊2日
島根のみなさ~ん (^^)/
2日目のプログラムに参加しませんか 👟 👟
高嶋敏展さんと巡る「戦争の手ざわり」フィールドワーク
& 赦しと平和をテーマにした加納美術館見学
6月2日(日)
8:30 JR松江駅集合 出雲へ移動
9:00~11:00 2018年開催の写真展「戦争の手ざわり」をテーマ
に出雲の写真家、高嶋敏展さんを講師に戦争の跡を
巡るフィールドワーク(約2時間)
11:30~12:30 昼食休憩 → 安来へ移動
13:15~15:15 赦しと平和をテーマにした加納美術館を見学
(約2時間)出雲大社参道:ヤニを剥がれた松の木など
http://www.art-kano.jp/359.html
特別企画展平和運動70年 画家加納莞蕾大回顧展
莞蕾の作品を通してその生涯を辿る初めての大回顧展開催中です!
対話型鑑賞体験なども。
→ JR松江駅へ移動
16:15頃 JR松江駅にて解散 お疲れ様でした。
*参加費はレンタカーや講師謝礼など人数割りで実費計算します。
お申込み & お問い合わせ
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◯◯ ~ 反戦平和と日中友好 ~
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● ○ 中国帰還者連絡会の事業と精神を受け継ぐ
撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部事務局
○ ◯ 〒 533-8799 大阪市東淀川郵便局私書箱17号
○ ○ 郵便振替:00980-3-63256
○ ☎ & 📠:06-6324-2439
○ ✉:uketugu@kansai.email.ne.jp
◯ ● Facebook:https://www.facebook.com/uketugukansai/
○●●● 〇〇〇 ○○●○○ 〇 ○●●○ 〇〇 ○○○●○●○●藤原時子さん 逝去 ― 2019/03/25
🐼 李老師と巡る 平和学習と観光の旅 雲南省 3日目 ― 2019/03/24
🐼 李老師と巡る 平和学習と観光の旅 ~四川省と雲南省~
2月20日(水)~ 26日(火)6泊7日
2/25(月)滇西抗日戦争記念碑を参観。日本軍第56師団司令部跡(現市役所:建物玄関まで)日本軍のトーチカを見学。騰沖へ移動。昼食後、来鳳山へ。文廟、旧英国領事館を見学。
夕食後、昆明へ。MU5918便にて 騰沖駝峰空港発 21:20 ✈
昆明長水国際空港 22:25着。 到着後、ホテルへ移動。☆昆明 泊
滇西抗日戦争記念碑
日本軍との戦いで犠牲になった中国雲南遠征軍、住民、南洋華僑らを祈念して建てられた。
日本軍第56師団司令部跡(現在の市役所)
日本の役所のように気軽に立ち入れないそうで、表玄関まで行き、外観を見学。周辺にはトーチカが保存されていた。
車中でもおしゃべりで盛り上がり。。。
龍江特大橋
雲南省にある保騰高速道路の龍江特大橋が2016年4月20日開通。橋の全長は2470メートル超、高さは280メートルで、中央支間長は約1200メートル。高黎貢山と辺城騰冲を結び、龍川江に跨る。
来鳳山
日本軍が1942年、 騰越に入城するなり、この山に4つの陣地(桜、梅、菊、成合)を構築。1944年には激戦地となり日本軍はここで全滅した。山中に分け入り、日本軍と中国遠征軍が対峙した現場に立って当時を想像してみたい。
一九八帰攻克騰沖陣亡将士紀念塔
現地ガイドさんの配慮で予定外の場所も見学できました。
文廟
1480年に創設された孔子廟。ここに日本軍騰越守備隊の憲兵隊司令部が置かれたため、ここでも激しい戦闘があった。幸いにも消失を免れ、美しい建物が残っている。ここにも日本軍将校のための慰安所が設けられていた。
廟の前の池は当時、慰安所の女性の死体が投げ込まれたと伝えられている。
改造工事中。
文星楼(南門)
祝福の歌 🎶 ― 2019/03/22
🐼 李老師と巡る 平和学習と観光の旅 雲南省 2日目 ― 2019/03/22
🐼 李老師と巡る 平和学習と観光の旅 ~四川省と雲南省~
2月20日(水)~ 26日(火)6泊7日
2/24(日)拉孟(松山地区)へ。滇西抗日戦争 松山戦役主戦場跡をフィールドワーク。
恵通橋、新恵通橋(紅旗橋)、日本軍の陣地跡、戦闘地跡、日本軍の壕、トーチカ、水源地跡、砲弾跡、軍事教練広場、中国遠征軍の交通壕跡等を見学。関山陣地より対岸の鉢巻山(当時の中国軍陣地)を一望する。フィールドワーク後、龍陵へ移動。龍陵抗戦紀念碑公園、抗日紀念館、第56師団前線司令部跡(外観)、日本軍慰安所陳列館を見学。龍陵からミャンマー国境の徳宏タイ族チンポー族自治州の芒市へ移動。李老師に感謝の夕食会 🍻 🍻
☆芒市 泊
遠藤美幸さんの著書を読み、拉孟戦についてのイメージを浮かべつつついに現地に行きました。標高2,000mの山々に巻き付いている、これがビルマルートだ!と大きくカーブに揺られながら車窓を見入りました。一瞬、熊野古道を歩きつつ眺める紀伊山脈に似てる、と思いつつ、標高が違うでしょう。。
松山周辺は想像以上に整備され、昼食食堂のあるふもとの街も遠藤さんが前回訪問された2012年とは様変わりしているそうでした。記念館も建設中で建物は完成しているようでした。また、木道の工事が始まりかけていた松山戦役主戦場跡はすっかり完成し、歩いて見学しやく整えられていました。要所要所に説明の看板や地図が分かり易く表示されていました。益々、愛国教育基地として充実していく現況でした。歩いている木道の下にはまだ多くの遺骨が埋まっているのだと思うと、、心の中で手を合わせました。
龍陵は特に日本軍からの残虐行為や被害が多かった地で反日感情が残っているときいていました。
街の広場が龍陵抗戦紀念碑公園となっており、休日だったこともあり町民の姿が多く見られました。公園内には龍陵抗日戦争紀念館があり、実は存在を知らず(すみません!)旅程表に記載していなかったこの紀念館も見学。古いままの手作り風の展示ですが、この地域の被害を伝え、残す強い意思を感じました。公園のレリーフもじっくり見て、写真も撮りたかったけれど、住民の人が多くて写真を撮るのは気が引けました。
日本軍慰安所陳列館と第56師団前線司令部跡(外観)も見学できました。こちらは現地に何度も確認し、見学は無理ときいていたし、すでに夕方5時前だったのですが、現地ガイドさんの尽力で見学させて頂けました。ここは慰安所として使われていた建物がそのまま陳列館として公開されています。この館や中庭の何とも暗い雰囲気。日本軍の野蛮行為のおぞましさ。反日感情が残るのは当然でしょう。
生まれる時代や場所が違えば、自分も加害者や被害者になっていた恐ろしさを、今回は強く実感しました。そんなに昔の事ではないのです。。
龍陵抗戦紀念碑公園
日本軍のトーチカが残っている。龍陵は1944年、日本軍守備隊と中国雲南遠征軍との激戦地。ビルマルートが市街地の中心を貫き、日本軍第56師団歩兵団司令部の置かれた軍事拠点だった。白塔の住民は日本軍により甚大な被害を受け、とりわけ反日感情が強い。当時、白塔村では憲兵が大規模なスパイ狩りを行い多くの住民を虐殺した。また、日本の傀儡組織の漢奸の手引きで約600名の現地女性が「慰安所」へ供出された。
日本軍慰安所陳列館
渡米した華僑、薫さんの民家が寄贈された施設。旧家らしい素晴らしい建物。1942年から1944年の2年間、朝鮮人「慰安婦」15名がいた。慰安所について歴史や背景が短くまとめられている。「慰安婦」とされた李蓮春さん等の一生を描いた絵も展示されている。
第56師団前線司令部跡
現在は民家として使われている。外観や周辺を見学。
日本軍の雲南進出の軍事拠点だった芒市はミャンマー国境に近く、町に入るのにパスポートチェックがありました。街の雰囲気も食事も騰沖と違って、雲南の別の雰囲気を楽しめました。