お国のために死にますか?あぶない教科書はいらない!シンポジウム2014/11/29

相可さんからのお誘いで受け継ぐ会もブースを出しました。どっさり季刊「中帰連」を持って行ったけど、ほとんど売れず。。。( ;∀;)

そうか、活動家のイベントだからあんまり売れないのね。。。よくわかりました。そんな事はいいとして、今日は15の市民団体が参加し、それぞれのアピールから刺激を受けました。

相可さんの中学校の教科書問題についてのお話はとても参考になりました。「お国のために死にますか?」ではなくて、「お国のために殺しに行きますか?」という恐ろしさ。。。

参加団体からのアピールで「侵略戦争の被害者の事を忘れないで欲しい、被害者の事を教科書に載せて欲しい」要望も心に残りました。先月訪問した海南島でも惨案(大虐殺事件)の被害者がご健在でした。目の前に戦争の被害者が生きているのに、なかった事にするなんて!とい感想を話してくれた参加者もおられた。

15年戦争だけを断片的に見るのではなく、やっぱり、近現代史をしっかり理解して、間違いだったと納得しなければ、過去の過ちを繰り返すことになる。やっぱり、近現代史を正しく理解しなければ、と改めて実感しました。

■日時11月29日(土) 開会13:30~

■場所 大阪市立中央会館 ホール(地下鉄堺筋線「長堀橋」⑥出口)

■第1部 パネルディスカッション
パネラー
◇丁章さん(東大阪在住の在日詩人。「東大阪の公民教科書を読む会」共同主催者)
◇おかだだいさん(日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク)
◇遠地靖志さん(弁護士。「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」)
◇相可文代さん(子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会)

■第2部 各団体からのアピール

■主催 「教科書シンポジウム」実行委員会
           
■集会への呼びかけ
今年2014年には小学校教科書採択がおこなわれましたが、「つくる会」系教科書はないにもかかわらず、政府文科省の圧力によって「領土」問題をはじめとして内容が悪化しました。毎年採択の高校教科書は、実教出版日本史教科書を排除する動きが今年も各地でありました。

 過去の侵略戦争における加害の事実を否定し“日本人の誇り”を刷り込む歴史教育は、アジア諸国との対立を煽り、いじめ・ヘイトスピーチの温床をつくることにしかなりません。そのうえ個人の権利より国民の義務を優先すべきと教える公民教育によって、「お国のために命を捨てる覚悟」を植えつけられた若者たちが戦場へと送られてしまうのです。
 
 この大阪は維新系の首長が多く、しかも教育委員会制度が改悪されて首長が教育行政に介入する条件が整えられた中で、2015年は東大阪市のみでなく「つくる会」系教科書の採択が大幅に伸びることが予想されます。

 私たちは、「あぶない教科書はいらない!シンポジウム」を開催したいと思っています。そこには、これまで種々の運動を闘ってこられたみなさんに「平和・人権・共生の精神に反する教科書は許さない」という一点で教科書問題に結集していただき、各市町村教委に「つくる会」系教科書を選ばせない取り組みを進めたいと思います。またこの力が安倍政権による憲法改悪と戦争への本格参戦を阻止する大きな力にもつながると確信しています。是非、シンポジウムに参加していただきますよう、よろしくお願いします。

「教科書シンポジウム」実行委員会

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