私と戦争と-大正・昭和・平成を生きて- 鹿田正夫さん2011/03/27

90の手習いでパソコンを始めた山陰中帰連の鹿田さん。この自分史の原稿を書くためでした。昨年、浜田のご自宅にお邪魔した際に「これを残さんとけりがつかんわね、1年くらいで出すよ」と言われていた。有言実行。鹿田さん、本当にすごいなぁ!尊敬します。

先ず、本の装丁、厚み、紙質、文字の大きさ、写真や232連隊の編成表や地図資料、手にとりやすく、読みやすい本に仕上がっていて(^^)vです。美術、特にご自身の陶芸作品はいくつも入選されたセンスある鹿田さん。表紙の色は温かみのある暖色系、表紙をめくると鮮やかな緑色が爽やかです。
そして、文面からは鹿田さんのいろんな想いが伝わってきます。鹿田さんを知っているから、よりわかる気がします。素直に正直に戦時中の自身の罪行を始め、その後の気持ちなど。。。中帰連の方の中でも本当に筋が通った生き方をされていると、年を重ねるにつれ、その筋はますます強く膨らんで、、仰ぎたくなるような鹿田さん。

先日、本を贈っていただいて電話で話した時、「本が出てほっとしたらあきませんよ、まだまだ長生きしてもらわんと」と言ったら、「一息つきたいけど、本が出たら新聞の取材やら問い合わせで忙しくてほっとできんわね~」と嬉し気に言っておられた。松江の父と母にはそれぞれに1冊づつ贈って下さったそうだ。鹿田さんて、ほんと、そんな方。感謝します。

「自分史 私と戦争と -大正・昭和・平成を生きて- 」
著者:鹿田正夫 印刷:柏村印刷 (自費出版)
発行:2011年3月1日 A5判、173ページ 1500円

■自分史:戦争の実態、書き残す 浜田・鹿田さん、90歳から習ったパソコンで/島根 http://mainichi.jp/area/shimane/news/20110324ddlk32040702000c.html

リーガロイヤルホテルのソフトドーナツ(*^_^*)2011/01/15

「大阪のぞき」― 師走に、良さげ、と本屋で立ち読みして買おうかな~、でもモノも本も増やしたくないので、一度は引いたけど、やっぱり気になって、後日改めて見たら、ほんまに好きなものがいっぱい!何せ、大好きな万博公園の太陽の塔が大きく3ページ、しかもそのうちの1ページは堂々たる後ろ姿!ムジカも難波の日本工芸館も北浜の少彦名神社の虎も、定番や気になっているところばっかりで、感動のうちにやっぱり買っちゃった!著者のテイストが私的にあまりにもイイ!文章も写真もその人、木村衣有子さんによる。本のサイズも写真もテイストも感性も、全部気に入った嬉しい出会いでありました。

それで、この木村さんてどんな人?かな、とサイトを探してみると、今年は春ごろにネコの本も出される予定のようで、、、楽しみ!

この本の表紙になってる、リーガロイヤルホテルのグルメブティック、メリッサのソフトドーナツ。これは食べたことがなく、昨今のドーナツ流行り、食べてみたいな~、と思っていたら、今日、梅田の阪急デパートでたまたま発見、ホテルまで行かなくても買えました~。

ほんまに30年変わらぬレシピの味。昭和懐かしい卵や小麦粉の味がする頼りなくない食感と味でした。古くも新しくもない“ドーナツ”そのもの。力まず自然体だけどしっかり存在感あり、みたいな感じ。タンザニアで買ったキリマンジャロのコーヒーとペアでひとやすみ。このコーヒーも豆の香りが (~_~) 絶品。この香りだけで癒される~。もちろん味も☆☆☆☆☆

■「大阪のぞき」 木村衣有子 文・写真
京阪神Lマガジン社 (2010/4/15)  本体価格1200円

■木村衣有子の野営  ~観音うらメモ
http://mitake75.petit.cc/

ムジカのクッキー (*^_^*)2010/12/21

今日は年末年始海外で過ごされる北浜のお客さんの会社へ海外旅行保険証書をお届け&年末のご挨拶。近くのお客さんとこへも挨拶に伺って、一度行ってみたかった、小彦名神社(神農さん、道修町にある薬の神様を祭った神社)へ行ってみた。行く途中、レトロな丸福珈琲店があり、千日前のお店より古そうで、ランチメニューのボードも出てて!またの機会に。堺筋にもう1軒、こちらは今風に新しくて、丸福もいろいろあるのね~、とちょっと感動。

小彦名神社の豆虎が欲しかったんだけど、ほんとに小さくて、、また今度にしました。表情はほんまにとぼけてて、うちにある出雲の張り子虎たちに負けそうやし。。。こんな寄り道もできる今年の師走。たまにはいいかも~。

友人と梅田ヒルトンウエスト地下の「民生」で中華ランチ食べて、途中寄り道しながらムジカへ。梅田もあちこちチェンジの真っ最中だけど、やっぱり西梅田が好きだなぁ。今日は珍しく、クッキーが残ってた!レジの人に「美味しいですよね、これ」と言ったら、「これ、私が作ってるんです」って恥ずかしそう。
あなたが焼いてるの~、って直接買えてウレシかった(*^_^*)
味といい、焼け具合といい、人気で売り切れてる時が多いから。今日は夕方だったので、焼き立てでした!

月刊島民の久坂部羊さんのヨーロッパプチ放浪記を笑いながら読みました。想像したら可笑しい表現、文章にもリズムがあって、(^^)v「廃用身」やっぱり読んでみたいな。

・ムジカのクッキー 8枚入りで300円

ひとりびとりのこと - 元ひめゆり学徒隊 宮城喜久子さん講演会2010/12/19

リバティおおさか(大阪人権博物館)で開催中の「ひめゆり 平和への祈り」展と「ひめゆり学徒隊」の生存者で、ひめゆり平和祈念資料館副館長の宮城喜久子さんの講演会に参加した。

どんな集会や講演会に行っても、今日は良かった、と思うけど、近年今日ほど、来れて良かったと思ったことはない。

宮城さんのお話は、ご自身が九死に一生を得た沖縄戦の終盤、仲間とともに沖縄本島最南端の荒崎海岸の岩場に追い詰められた現場から始まる。さっきまで「怖いね~」と話しをしていた友人3人が米兵の自動小銃の乱射に遭い即死、10人が手投げ弾で自決した中で生き延びられた。血まみれの先輩を抱きかかえてきた米兵が救命しようと懸命に止血する様子や、ご自身にも「毒はないから水を飲みなさい」と促されて「(米兵は酷いことをする)聞いてたのと違う」と気づく。

戦後の約40年は当時を思い出すのも辛く、まして語ることはしなかった経緯、行動しはじめたきっかけ、そして回想・・・ひめゆりの楽しい毎日から、次第に軍事化されていく学校の様子、動員、戦場での日々、を話され、最後に、また荒崎海岸の現場に戻っていきました。

90分では話し足りないそうだが、その90分で伝えたいことを精一杯詩集約してお話されていた。もちろん、メモなどもない。直立不動でまっすぐ会場に向かってしっかりと話された。82歳。すごい。話し方には抑揚やめりはりはないけど、そんなもの必要ないのだ。話のすべてが本当なのだから。参加者もおそらく同じ思いで90分間、集中して宮城さんの証言に聴き入っていたと思う。証言の内容は悲惨すぎるのに、宮城さんの穏やかではっきりとしたお話を聴くのにはある種の心地よさがあり(すみません)、ずっと聴いていたい感じだった。90分集中させられたのもすごいこと。

五感についてなら、目撃された多くの悲惨な様子、「目が痛い」と訴えた学友の両方の眼球が飛び出していたこと、自決した学友の肉片が飛び散っていたこと、血の混じった井戸からくんで飲んだ水の味、「ヒュー、ヒュー」と飛んでくる砲弾の音も次第に距離感がわかり危険さが察知できるようになったこと、深夜、負傷兵の傷口からわいた蛆が人肉を喰う音、病院壕の中の死臭、膿、汚物、糞尿の息も苦しい臭い。栄養失調になった学友をかついてさまよい歩き続けたこと、その重さ、負傷兵の包帯を換える時、包帯を皮膚から剥がす感触、後に列をなす患者のために早くすませるのが大変だったこと、等など・・・。

戦争は人間が人間でなくなる、とはよく聞くけれど、宮城さんは「女の子が女の子でなくなるんです。心も体もぼろぼろ、生理もなくなりました。病院壕で倒れた学徒たちも時間が経つにつれ、見事に変わった、と言われました。環境に順応するんです、人間が変わるんです。変わらないと生きていけないから」

喜んで戦争に行きました。無知でした。私たちは次世代にこのことを知らせ伝える責任があります。どうか、皆さんも平和を守る勇気を持って下さい、と締めくくられた。

一番心に示されたのは「227名が亡くなった、では実相は伝わらない。そのひとりびとりのことを伝えないと実像は伝えられないと思います。」と言われたこと。そう、ひとりびとりのこと、なんだ。いずれ、中帰連の人たちのこともひとりびとりを紹介していきたいと思っている。

宮城さんは戦後、小学校教諭を務められ、資料館の開館後は証言員として体験を伝えておられるそうです。売り切れだった、宮城さんの著書「ひめゆりの少女 十六歳の戦場」は是非読んでみたい。

閉会後、皆さん一斉に展示会場へ向かって行かれたので、先に常設展示を見学してからゆっくりひめゆりの展示を観た。帰りにホールの玄関に向かうと閑散としたロビーで、ちょうど関係者に見送られ帰られる宮城さんがおられた。貴重な証言を聴かせていただいたお礼を直接お伝えすることができた。ありがとうございました。

* 宮城 喜久子さん 朝日新聞のサイトから借用しました。

■ひめゆりの少女  十六歳の戦場(高文研)
宮城喜久子著 1,400円
四六判・上製・238ページ 1995年5月発行
ISBN4-87498-160-7 C0036

沖縄戦開始の日の夜、「赤十字看護婦の歌」を歌いつつ陸軍野戦病院へと出発したひめゆり学徒隊。16歳の少女は、そこで何を見、何を体験し、何を感じ、何を思ったか──。砲弾の下の三ヵ月、生と死の境界線上で書き続けた「日記」をもとに戦後50年のいま伝えるひめゆり学徒隊の真実。

あなたに喜んでもらえるように ―いつも感謝の心で―2010/10/25

先週土曜日の夕方、1人で28名様の納経はさすがにしんどかった~、四国八十八ヶ所の添乗帰り、来週は時間ありそうやし、と天王寺の本屋さん、LIBROにふらふらと入って行き、ふらふらとラックを巡ってふと見たところに!初女先生の新刊があった!(^^)! 前日に発売されていました。

今年は「いのちの森の台所」が出たので、当分は出ないと思いきや、初女先生恐るべし、です。内容はこれまで出されているものと大きく変わらないけど、それでも、先生の新たな気づきや想いが書かれてあって、その部分を見つけてじっくり味わうのが私の楽しみです。今回は「より多くの人と出会いたい」という先生の強い思いを感じました。

これまでツアーに参加してくれた皆さんに初女先生情報として一斉メールしたら、来月の神戸や羽曳野の講演会に行きますよ、と数名の方からすぐに返信が。え、来月の講演会?知らなかった(@_@)
先生は昨年に続き、今秋もベルギーへお出かけ✈ 初女先生の活動、行動力はすごい。
90歳近い先生にどうしてそんなにエネルギーがあるんやろ。やっぱ神様から力をいただいてはるんやろうな~。

来年のイスキアへの旅は、初女先生のおススメでりんごが赤くなる10月中旬を予定してます。

 あなたに喜んでもらえるように ―いつも感謝の心で― 
 佐藤初女(さとう はつめ)
 海竜社 \1500 2010年10月22日発売