平和学習の旅 中国 2013 万人坑を知る旅 ⑤ ~ 華北の万人坑 ~2013/06/23

お申込みありがとうございました。ツアーは予定通り催行いたします。

*大同炭鉱万人坑
 (山西省大同市)
  撮影:李秉剛

2009年から4年連続して中国東北三省に残る万人坑を参観し慰霊と学びを重ねてきました。
今年は華北に残る万人坑を主に三光作戦の村、抗日活動の跡地等を参観します。

万人坑とは、鉱山や大規模な工事現場で、中国人労働者に苛酷な労働を強要した結果、 栄養失調やケガ、病気などで使いものにならなくなると、時には生きながらも捨てた 「ヒト捨て場」。そうした死亡者が大規模に埋葬された場所。平頂山事件のような 大量虐殺による万人坑や軍事要塞周辺や労工狩りの収容所周辺で発見された万人坑も あるそうです。

これまで、日本が中国を侵略したかつての戦争中、中国国内で中国人を強制連行され、
劣悪な環境で労働を強いられた結果、亡くなられた甚大な数の犠牲者の遺骨が横たわ
る万人坑の現場を参観しました。そして、その裏側に中国国内での「強制連行」「強
制労働」の実態がはりついていたという事実を知りました。日本への中国人強制連行
は「花岡事件」をはじめ、ある程度知られていますが、この中国国内での甚大な被害
や地獄以下の煉獄へ送られた中国人の実態はほとんど知られていません。その被害は
大きすぎて現在も正確な被害者数は不明だそうです。

華北には良質で埋蔵量も多かった大同炭鉱をはじめ炭鉱資源が多くありました。
今回は5ヶ所の万人坑跡で中国人の強制連行と労働の実態を学習します。
「五族協和、王道楽土」を掲げる満州国では三光作戦で無人区は作っても住民全部を
抹殺することはできなかったそうですが、華北では各地に残酷極まる侵略の事実が残っています。1940年代初頭、三光作戦の甚大な被害を受けた3つの村のひとつ、潘家峪(村民の約80%、1,230人が焼殺された)を参観します。
加えて、日本による侵略に抗った中国人民の地道戦跡、強制連行の集約地であった石家荘、多くの労工を日本各地へ送った天津・塘沽の港周辺なども巡ります。

中国各地に今も遺る侵略の事実をより深く学習し、伝え、今と未来に活かしていきたいと願っています。是非、ご参加下さい。

 【 参 観 予 定 地 】

山西省 大同市:大同炭鉱万人坑
河北省 張家口市宣化:宣化龐家堡鉄鉱(別名:龍煙鉄鉱)の万人坑
    承徳市:水泉溝万人坑
    潘家峪:三光作戦の村 潘家峪 虐殺事件で残った遺跡と記念館 
    冉荘村:抗日戦争のための地下道 冉荘「地道戦」陳列館
    石家荘市:井陉炭鉱万人坑 元捕虜収容所遺跡
               (石家荘市集中営蒙難同胞記念碑)
天津市 塘沽強制収容所の万人坑(記念碑) 
         
 ================================= ====

         平和学習の旅 中国 2013
       万人坑を知る旅 ⑤ ~ 華北の万人坑 ~

■期間 : 2013年 9月23日(祝月)~ 30日(月)
      関空発着でMU(中国東方航空)便利用 7泊8日の旅

■料金 : 2名1室利用:309,000円 (関西空港 発着)
       *9名以上参加の場合:285,000円
     一人部屋追加代金:31,000円
       *9名以上参加の場合:29,000円

■募集人員 : 11名様 限定 (最少催行人数:6名)

■申し込み締切日 : 8月14日(水) *定員になり次第、締切らせていただきます。

■同行解説: 李秉剛さん
(中共遼寧省委党校 元教授、『万人坑を知る―日本が中国を侵略した史跡』著者)
1948年生まれ。1975年遼寧大学歴史学部卒。 1980年『東北抗日連軍闘争史』の編集に参加。以来、東北地方史の研究に没頭。中国社会科学院中日歴史研究センターで「日本の中国東北地方労働者酷使の調査」の課題を主宰。「中国の第二次世界大戦中の労働者」のホームページを主宰。
主著:「日本による中国侵略期間中の遼寧省の万人坑調査」 「遼寧人民抗日闘争史」
近著(編者)に『私は地獄へ行ってきた― 中国東北部、旧日本軍占領地区の生存労工の記憶』(2009/9) がある。

■企画 ・コーディネート:  NOTSU KAYOKO
                 unique tours of peace & people
                 HAPPY-SCREAMING PROJECT
                 * ツアーに同行いたします。

■旅行企画・実施:株式会社 みずほトラベルサービス
〒651-1143 神戸市北区若葉台 4-1-10 北鈴蘭台駅前ビル 1F
電話:078-597-2800 ファックス:06-6324-2439 

■お問い合わせ・お申し込み :
  HAPPY-SCREAMING PROJECT 野津 あてお願いいたします。
  happy.screaming.project*gmail.com *印は@に打ちかえて下さい。

【旅 程】 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

■9月23日(祝月)
中国東方航空 MU516便にて 13:40関空発 14:50上海浦東空港着
       MU5247便にて 17:10上海浦東空港発 19:50大同着
☆大同 泊 夕食付き 

■9月24日(火)
大同:大同炭鉱万人坑を参観。大同から宣化へ移動。
☆宣化 泊 朝食・昼食・夕食付き

■9月25日(水)
宣化龐家堡鉄鉱(別名:龍煙鉄鉱)の万人坑を参観。宣化から承徳へ移動。   
☆承徳 泊 朝食・昼食・夕食付き

■9月26日(木)
承徳市:水泉溝万人坑を参観。承徳から潘家峪へ移動。
潘家峪の虐殺事件で残った遺跡や記念館を見学。      
☆唐山 泊 朝食・昼食・夕食付き

■9月27日(金)
唐山から天津へ移動。  天津市にある塘沽強制収容所の万人坑(記念碑)を参観。天津から保定へ移動。
☆保定 泊 朝食・昼食・夕食付き
  
■9月28日(土)
冉荘「地道戦」陳列館を見学。 日本軍罪行記念館見学。保定から石家荘へ移動。
☆石家荘 泊 朝食・昼食・夕食付き

■9月29日(日)
石家荘:井陉炭鉱万人坑、元捕虜収容所遺跡(石家荘市集中営蒙難同胞記念碑)を参観。幸存者と交流。この旅を振りかえり、李老師に感謝をこめて感想交換の夕食会
☆石家荘 泊 朝食・昼食・夕食付き

■9月30日(月)
中国国内線 FM9144便にて 11:10石家荘発 13:00上海虹橋空港着
専用車にて上海虹橋空港から上海浦東空港へ移動。
中国東方航空 MU729便にて 18:25上海浦東空港発 21:30関空着予定。
朝食付き
     * 現地事情により旅程が変更になる場合があります。
       その際は悪しからずご了承くださいませ。

------------------------------------------------------------------------
◎旅行費用に含まれるもの
■ 航空券 中国東方航空利用
■ 送迎  到着日および帰国日の空港~ホテル間
      現地旅行中の専用車利用区間の全移動費用
      帰国日の上海虹橋空港~浦東空港間
■ 観光  旅程表に明記した訪問先の入館料・見学料
■ ホテル (3ッ星クラス利用)
■ 食事:スタンダード (朝食7回 昼食6回 夕食7回)
   *飲物代は含まれておりません
■ 李講師の同行解説費
■ 大同~石家荘 現地全線同行通訳ガイド費用
■ 見学先関係者との交流費・献花代・手土産代 など
   
○旅行費用に含まれないもの
■ 関西空港施設使用料(2,650円)
■ 燃油サーチャージ・航空保険料・現地空港税(2013年6月:26,000円程度)
   *石油価格高騰により値上がりになる可能性があります。
■ 食事の際の飲物代
■ 個人的用途費用 (クリーニング・タクシー代など)
■ 国内交通費および国内宿泊費
■ 旅行中の20kgを超過手荷物料金 ■帰国時の関税等
■ 海外旅行傷害保険 *任意ですが加入をおすすめいたします
------------------------------------------------------------------------
☆旅行取消料
お客様のご都合により旅行を取りやめにされる場合は、参加料金に対して
下記の取り消し料がかかりますのでご了承願います。
・8月23日まで:無料
・8月24日~9月2日:10%
・9月3日~9月20日:20%
・9月21日~9月22日:50%  
・旅行開始当日:100%
・無連絡不参加及び旅行開始後:100%
------------------------------------------------------------------------
☆このツアーの収益の3%を引き続き東日本大震災の義援金とさせていただきます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hugocafe.asablo.jp/blog/2013/06/23/6874775/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。